動画「VMD編6」の解答です
●お店のイメージダウンを避けるポイント
お客様が店頭で目にしたいのは
商品とPOPです。
それ以外はすべて不要なものなので
お客様の目に入らないようにします。
商品量が多くなると、イメージダウンに
つながる現象を引き起こします。
商品量が多いことのメリットは選択肢が
多いことです。
マイナスは通路を狭くして居心地を悪くして、
歩く意欲を減退させ、見られる商品点数も
減らします。
また、「ごちゃごちゃとしている」
という印象を与え、
お店のイメージを下げ、嫌われて
入店客数が減ります。
●小売の「科学と感性」
何事も「科学」と「感性」の部分とで
成り立っていますが、
ディスプレーも同じです。
ディスプレーの科学と感性とは
どのようなことでしょう。
科学には基本原則、ルール、仮説で得た
ノウハウの3つがあります。
ディスプレーの基本原則の一つに
「トライアングル」があります。
ディスプレーを作るとき、
結果としてトライアングルにするのは
科学ですが、トライアングルにも色々あり、
それは作った人自身の感性により異なります。
ディスプレーにはもちろん感性も重要ですが、
まず科学の部分の理解から始めることが
必要です。
ルールとは会社、お店が定めたもので
誰もが守らなければならないので、
個人の感性を発揮する余地はありません。
ですから「科学」と言えます。
何が正しいか分からないとき、
仮説を立てて試したところ
売り上げが一番良いパターンが
判明しました。
これは新たに得たノウハウで、「科学」です。
仮説の立て方はいくつかありますが
感性の一部を仮説にして検証することが
できます。